「文章上手」になりませんか? 稿輪舎2期生募集

「文章上手」になりませんか

〜〜稿輪舎(主宰・坪田知己)からのメッセージ〜〜


 あなたは自分の文章に自信がありますか?


 世の中で、合格点の文章をスラスラ書ける人は、100人に一人もいないでしょう。それは、日本の国語教育が「文章の書き方」をきちんと教えてこなかったことに起因します。

 インターネットのブログや、就活のエントリーシート、何かのお願いなど、仕事や生活の中で、文章はついて回ります。その上手下手で、結果が大きく違います。

 きちんとした文章・・・特に「共感される文章」を書くにはどうすればいいか。
 「稿輪舎」は、徹底した個人指導で、文章力を鍛えます。


<稿輪舎の特徴>
1) オーダーメード指導
「あなたは夏目漱石になれないけれど、夏目漱石もあなたになれない」。
上手な文章とは、その人の個性がくっきりと表現された文章。一人一人の個性が出るように、丁寧に添削し、コメントする個別指導を徹底します。
2) 核心文展開法
文章のおへそになる「キーセンテンス」を拾い出し、それをきれいに説明するように前後を整えます。シンプルでわかりやすい文書法です。
3) 三角形文章法
文章は読み手に伝わらなければ目的を達したことになりません。そのためには、筆者の気持ち、感性が鋭くなくては、伝わらないのです。自分の感性を生かすことが「共感される文章」のコツです。

<稿輪舎の実績>
 稿輪舎は、2011年9月に開設し、0期生6人、1期生7人が学びました。学生から社会人まで、男女は半々です。0期の作品の一部は以下です。

裏山の頂上の小さなお墓                  鍵田真在哉  
時を織る少女                       宮地恵美   
血天井が伝える武士の生き様                山森達也  
二見さんとガラクタ、大音量の音楽             笠原名々子 
英語教育、焦らないで                   一宮 恵  
自己満足という仕事                    池田 寛子 
明日のチャンスを手に入れるために、今日を精一杯生きる
   〜世界銀行人事マネージャーだった女性のガンバリ人生〜 一宮 恵
  

 坪田は、稿輪舎のほか、横浜・大倉山、横浜・鴨居、東京・杉並などでも文章講座を開いており、今秋は京都・宇治、神奈川・茅ヶ崎でも開講予定です。


1) 期間 2012年10月から2013年1月まで、

2) スクーリング 計6回(3週間おき。欠席者には補講があります) スカイプ参加もあり。1回目は10月10日(水)7時から。場所は赤坂(アークヒルズの正面)

3)費用 入塾費 1万円 スクーリング・添削5000円×6回 トータル4万円
 2回目のスクーリング後が払込期限。1回目と、最初の添削までは無料。

4)  受講資格 大学生、社会人、在宅の方もOKです。ご相談ください。

5) 定員 6名(少数精鋭主義です、全員に見違えるような実力をつけていただきたいということです) 先着順。9月28日現在空きがあります。
6) 希望者は、簡単なプロフィールと志望理由(400字から1000字)を下記にメールで送ってください。必要なら面接します。


《講師紹介》

坪田 知己

1972年 日本経済新聞社入社、87年まで社会部、産業部で記者
1984年 社会面企画「サラリーマン」で菊池寛賞を受賞(グループ取材)
1985年 日本経済新聞1面企画「21世紀企業」取材班キャップ
1989−91年 日経BP社「日経コンピュータ」副編集長
1991−94年 日本経済新聞 産業部デスク
2005−09年 日経メディアラボ所長
2012年から京都工芸繊維大学特任教授、内閣府地域活性化伝道師

著書に『マルチメディア組織革命』(1994年 東急エージェンシー)、『2030年 メディアのかたち』(2009年 講談社)、『人生は自燃力だ!!』(2010年 講談社)、『ふるさと再生』(2010年 講談社)、など


野田 幾子

アスキー マックピープル編集部所属後、99年12月よりフリーランス
2000年よりソニーニコンパナソニック、日立など、企業ブランディングサイトの執筆やコンテンツディレクションに携わる。
2003年より取材、コピー、記事執筆を手がけたWebサイト「design yamaha」(ヤマハ)が2005年TIAA コーポレート部門金賞受賞。
2006年12月より、ニコンの会員制Webサイト「eNikkor Club」の編集長として立ち上げにかかわり、現在も継続中。
Web媒体での執筆/編集のほか、『日経ビジネス』、スポーツグラフィック誌『ナンバー』などでの執筆、書籍編集など、活動するジャンルは幅広い。共著に『mixiの本』ほか。


坪田(tomtsubo●gmail.com) (●を@に変えて、メールしてください)


<0期生の感想>


稿輪舎で学んで


正直に告白すると、私は、文章中に有効な情報があるか否かに関心が強い。

良く書けた文章より、正確な数値データや図のほうが役に立つことが多いと思っている。こう思う理由は、私が受けた工学教育の影響が大きいことはもちろんだが、それ以上に、言語という壁の存在がある。

日本語でも、奈良の都の賑わいを伝える素晴らしい古文を私は理解できない。ところが、品名が記された木簡のリストを見れば、都を往来する人や荷車の様子を想像できる。データの扱い方や、英語で書くことを学んだほうが、より多くの人に伝えることができる。いや、音楽や絵画のほうが直接的に伝えられるのではないか。技術を伝えるなら、設計図や実物そのものがよいだろう。

そんなことを普段考えている私が「稿輪舎」の第0期生になった。もちろん、良く書けた文書に出会えば気持ちがよく、上手な文章への憧れがある。でも、そんな心地良さや、憧れに、つき合っていられない貧乏ヒマなしの身分。なのに、何故、参加したのか?

自分でもよくわからないスタートだった。しかし毎月、課題文を書き、提出、添削された課題文について、二人の講師と参加受講者で議論をしているうちに気がついた。

文章の書き方を学ぶことは、自分を知り、他人を知り、

そして、自分を自由にする方法を学ぶこと。

実務上のコミュニケーション、情報伝達という観点では、英語や他の方法を学ぶことも大切だが、日本語で考え、感じることが、私の基本だ。

文章に向きあうことで、それを書いた自分に向き合う。文章が自分を規定していることに気づく。ならば、文書を変えれば、自分が変わる可能性がある。

「文章」への意見、修正に対する、それを「書いた人」の反応を観察して議論に参加する。そうすると「書いた人」が自分の番になったとき、意見や修正に反応する自分が、不思議に客観的に見えてくる。それまでの自分に固執せず、自由にものが考えられる。

さて、この気づきを生かして、どんな風に自由に文章が書けるようになるのか?

色々試してみたくて、今、私はわくわくしている。

そうか、「稿輪舎」は、このわくわく感を醸し出して私を誘ったに違いない。

例年より遅い梅便りを待ちながら、 宮地恵美(2012年2月25日)

(O期生、株式会社MMIP代表取締役

以上