2013-01-01から1年間の記事一覧

スニーカーはサイドレース 坪田 知己 2007年の春から6年間、私は普通の革靴を履いたことがない。すべてスニーカー。それもサイドレース。お葬式も結婚式も。 「普通に甘えない」――私のこだわりはそこにある。 きっかけはウォーキングから 2007年の春、離婚し…

「道具の欲望」に負けないために

「道具の欲望」に負けないために 「“欲望”は人間や動物に特有で、物体とかイベントとかに“欲望”などない」――というのが常識だろう。 しかし、歴史的に様々な事象にぶつかって、「道具の欲望」に人間が巻き込まれ、よそ欲望の奴隷になってしまう例がたくさん…

(草稿)99%の人が知らない「文章の書き方」

評論家の勝間和代さんが、キンドルのワンコイン文庫で「あなたも本を書いてみよう」というものを書いていた。 それに触発されて、私が各地の文章講座で教えている内容を、同じぐらいの分量(約1万5000字)で書いている。 その草稿の第2章までを、ここで公開…

やっと「未来の働き方」を考える時期に来た

やっと「未来の働き方」を考える時期に来た 坪田 知己(前電子ペーパーコンソーシアム委員長) さる2月22日、電子ペーパーコンソーシアムは毎年1回のシンポジウム(場所は日比谷図書文化館)を開催した。そこで「未来の働き方とそのツール」というパネル討論…

SFC授業へのメッセージ

「社会基盤と制度設計」受講のみなさんへ 5月13日と20日の授業を担当する坪田です。テーマは「働くこと」です。 1回目は「自分と仕事」がテーマ、2回目は「社会と仕事」がテーマです。 皆さんは、大学を卒業して、ほとんどの人は社会人になると思います。大…

『ワークシフト』を先取りした自分

『ワークシフト』をサキドリした自分 さきほどリンダ・グラットンの『ワークシフト』(ダイヤモンド社)という本を読み終えた。 去年の秋には買っていて、昨年中に読むべきだったのだが、他に優先する本があり、ここ4日ほど、後半の約200ページを読んだ。前…

「幸せ」は自ら掴むもの

「幸せ」は自ら掴むもの 3月24日。慶應SFCで教えていた頃の学生、M君が結婚式を挙げ、披露宴に招かれた。幸せを掴んだ彼の横顔を見ながら、「幸せ」を考えた。結論から言えば、幸せは黙って待っていてもやってこない。自ら掴みに行く勇気がなければ・・・。 …

稿輪舎第3期生募集

「文章上手」になりませんか〜〜稿輪舎・第3期(3月26日が第1回)開講のお知らせ〜〜 あなたは自分の文章に自信がありますか? 世の中で、合格点の文章をスラスラ書ける人は、100人に一人もいないでしょう。それは、日本の国語教育が「文章の書き方」をきち…

地域情報化で掴むべき未来

地域情報化で掴むべき未来 私は6年ほど前から総務省の「地域情報化アドバイザー」というのをやっている。 その関係で、地方で講演したり、最近は文章講座を行ったりしている。 でも、それが、本当に地域情報化に役立ったかは、かなり疑問だ。 講演などは一過…